コッテリ:◎◎○○○(淡い鶏ガラ風味が泣かせる味わいの中華スープ)
麺の太さ:◆◆◇◇◇(綺麗に折り重なったややウェーブした細麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。チャーシュー、メンマ、ナルトに青ネギ)
おすすめ:アッサリ,ジンワリ,上品,老舗,安い,ぶらり,軽呑み,穴場,通し営業,ファミリー,接待,友人同僚
「しふみ食堂」
住所:富士市蓼原219−8
TEL:0545−61−8171
営業時間:10:00〜19:00
休日:日曜
駐車場:1台 (店横)
座席:カウンター4 テーブル4×1 座敷4×1
URL:なし
最寄り駅:なし
まだまだ突撃していないお店が多い、富士市。
今日は見るかに渋い見た目の「しふみ食堂」さんに突撃してみました。
ラーメン屋の暖簾というとまずは赤が鉄板で、他に白とか黒とか茶色や紺とかが多いかと思います。
こちらのお店は見るからに老舗って感じなんですが、店先に掲げられた暖簾は明るい紺色をしていて、そこに明朝体で「味自慢 大衆食堂」ってあるんですが、もうそれだけでなんかいいお店って感じですよね。
お店に入ってみると、これまたいい意味でタイムスリップというか、時が昭和で止まったかのような雰囲気で、テーブルや椅子や給水器、箸入れなどの調度品など、殆どのものが味わい深いものになっていました。
メニューも驚きで数こそ多くないものの、全てが今どきにしてはロープライスな状態。
その雰囲気から、ここもためらいなく一番安いラーメンを注文してしまいました。
屋号や電話番号の入った丼は、もしかしたらこのお店は出前をしているのかもしれませんね。
淡いスープに驚くべき事に麺が綺麗に折りたたんで入っています。
こうした古いお店では麺も具材も雑然と盛りつけられている場合が殆どなので、これにはとても驚きました。
シンプルですけど、とても綺麗なルックスですよね。
で、そのスープですが、鶏ガラをベースとした淡い出汁感のノスタルジックな中華スープで、ちょっと旨味調味料が強いのはご愛敬なところですが、臭みも無くあまり濃い味付けの食べ物を好まない方には丁度いい塩梅かも知れませんね。
麺は中細のストレート麺。
若干ウェーブが入っていますが、そもそも麺をスープにまさに泳がせるように折りたたんであって、これが非常に美しいんです。
なかなか静岡県内でこう折りたたんだ麺をお目にかかれることは無いので、もうそれだけでも見て欲しくて突撃して欲しいくらいです。
具材はチャーシュー、メンマ、ナルトに青ネギとシンプル。
味も雰囲気も昭和ノスタルジックで、ホントに味わい深いお店でした。
(このラーメンは、2013年10月3日14時頃に食べました)