コッテリ:◎◎○○○(花鰹を少し浮かべた定番味の中華スープ)
麺の太さ:◆◆◆◇◇(手打ち風の縮れ平打ち中太麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。バラチャーシュー、白ネギ、メンマ、花鰹ほか)
おすすめ:アッサリ,老舗,安い,ぶらり,軽呑み,友人同僚,バリアフリー
「ごっちゃんラーメン」
住所:富士市厚原594−6
TEL:050−5852−5107
営業時間:11:00〜14:00
17:00〜22:00
休日:火曜
駐車場:あり (店前)
座席:カウンター12
URL:なし
最寄り駅:なし
たまたま通りがかって見つけたお店。
タウンページには載ってなかったので、ホントたまたま見つけたお店です。
「ごっちゃんラーメン」というと、今どきの名前じゃ無いですが、「ごっちゃん」という店主さんのニックネームなのか、それともごちそうさまの意味の「ごっちゃん」なのか、なんとなく旨そうなお店の名前ですよね。
見た感じも長屋の一角にあって黄色い暖簾がおいでおいでしているみたいですし、まさに言葉通りに踵を返してお店に突撃しました。
外観と違って店内はわりと広く、大きめの厨房をU字に囲むカウンターがずらーっと並んでいました。
メニューは壁にずらり並んだ中から選んで口頭で注文するスタイル。
最近ではラーメン店でメニューを把握するのも早くなり、迷いそうなメニューが複数無いときは保母瞬間的に決まります。
ミドルエイジな店主さんが大きなコップでお冷やを持ってきてくれるタイミングで、「手打ラーメン」を注文しました。
手打ラーメンですから、まぁ昔ながらの中華そばっぽいスタイルを想像していたんですが、1点目を惹くところがありました。
それが中央に多少盛られた、花鰹。
鰹節をスープ素材として使うことはごくごく一般的かと思いますが、粉でもなく、削り鰹をそのまま載せるのは珍しいですよね。
で、そのスープはというと、油分が無く澄んだやや濃いめの醤油色の通り、きわめて王道スタイルな昔ながらの中華スープ。
ちょっと臭みがありましたが、油分を抜いているのもそのせいなのでしょうか。んでも油分が無いお陰でもの凄くアッサリとした味わいでした。
後半はこの王道中華スープ味に鰹節の風味が多少溶け込んでいくので、ある意味「味変」的なお楽しみもあります。
麺は静岡東部ではよくある「手打ち」スタイルである、平打ちでランダムに太さが変わってちょっと縮れている、手もみっぽい感じの麺。
固めに茹で上げられているので、強いコシを持っていました。
具材は、脂身多いバラチャーシューに甘く煮付けられたメンマ、海苔に白ネギに花鰹。
店内の入口付近には釣り竿や釣り用具が置かれていたので、ご主人は釣りが趣味なのかも知れませんね。
(このラーメンは、2013年9月25日 13時頃に食べました)