コッテリ:◎◎○○○(しっかり感のある鶏ガラスープが懐かしい中華スープ)
麺の太さ:◆◆◇◇◇(シャッキリ茹であげられたストレート細麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。紅染めチャーシュー、味付けメンマ、万能ねぎ)
おすすめ:アッサリ,ジンワリ,上品,中華,人気店,老舗,安い,ぶらり,軽呑み,ファミリー,接待,友人同僚
「萬里」
住所:富士市富士岡452−5
TEL:0545−34−1741
営業時間:不明
休日:火曜
駐車場:あり (店横)
座席:カウンター5 テーブル4×2 座敷4×1
URL:なし
最寄り駅:岳南鉄道 岳南鉄道線 岳南富士岡駅
結論から言うと、タウンページありがとー!!ですよ。
多分、このお店はタウンページが無かったら寄るのも知る事も無かったでしょう。
何故かというと、看板が無いんですよ。おまけにこぢんまりとしていますし。
看板の無いラーメン店というと、島田の燕さんがそうですが、あのお店は飯時だと車の出入りが激しいですし、それを含めて存在感があるので直ぐ判るんですが、こちらのお店は長年富士で働いていたにもかかわらず、全然知りませんでした。
地図をナビにセットしてお店に到着して驚きました。
え!?ここラーメン店なの?って。
到着してみるとここがラーメン店というか、飲食店かどうかすら判らない、何も看板が無い状態のお店。
脇の駐車場は殆ど満車状態で、店先には暖簾が掛かっているのみで、事前に情報が無かったら絶対分からないでしょうね。
駐車場を置くまで進んでみると、丁度1台停められるスペースがあったので、何とかそこに停めて店内に向かいます。
目の前にカウンター席があり、その奥が厨房。
右手がテーブル席で、左手には小上がりの座敷もありますが、全体的にはこぢんまりとした感じ。
年季の入ったお店だとは思うんですが、中華料理店にありがちなテーブルや椅子などがベタっとした感じは無く、しかも厨房も見渡す限りとてもキレイでした。このあたりは拘りですね。
気っ風の良さそうな奥さんが明るい声で出迎えてくれ、一人客だったので「カウンターどうぞ〜」みたいに通されました。
殆どのお客さんがこの界隈の方だったり、常連さんばかりのようで、ごく普通に奥さんや店主さんと当たり前のように話をされています。
丁度テレビでは若いスポーツ選手が映っており、その話題で賑わっている感じでした。
メニューはよくある中華料理店と同じ感じで、季節柄か、冷やし中華を食べている方が多い感じでしたね。
ちょっとチラ見したところ冷やし中華はゴマだれを使っているようでした。
こんな熱い日ではありますが、僕は気にせず「ラーメン」を注文しました。
調理は主にご主人が担当されていますが、注文の繰り返しと雑談以外はほとんど話すことも無く、必要であれば奥さんがタイミング良く調理を変わったりしています。
声掛けしながら調理を変わるご夫婦のお店はよくありますが、このあたり何も会話すること無くテンポを崩すこと無く淡々と進められるのは、素晴らしいですね。
そんなご主人から直接手渡されたのがこちらの一杯。
軽く動物油が浮くスープ表面からは、甘辛い香りがプーンと立ち上って食欲をそそります。
わりとしっかり目の旨味が溶け込んだ鶏ガラスープは、麺からしみ出したカンスイの風味が溶け出しており、程よいガラと醤油の甘じょっぱい風味がなんとも懐かしい味わいです。
一口で、あぁラーメンってこうだよなぁ・・ってしみじみとさせる旨さがありました。
麺はシャッキリ茹であげられたストレート細麺。
若干柔らかめに茹で上げられていました。
具材は、周囲が紅く染められたモモチャーシュー、甘く煮付けられたメンマに万能ねぎ。
チャーシューはシットリとしていて、スープをよく吸い込んでいい感じになっていました。
とにかくお店のアットホームな雰囲気と、それにノスタルジックなラーメンがいい感じでマッチしていて、近くにあったらついフラフラっと訪れてしまいそうな、そんな魅力に溢れるお店でした。
(このラーメンは、2013年8月5日12時30分頃に食べました)
お初なんですねぇ~
ここは私もちょくちょく利用しますよ。
昭和生まれには懐かしい味です。
因みに、道中に「きらく」っていうラーメン屋さん見かけませんでした?
UCCの通りのセブンの向かいなんですがね。
ここのラーメンもノスタ系ですよ。
ただし、営業時間・休みが不明、駐車場が難というハードルが高いお店ですよ。
ありがとうございます!
近所の鈴竹食堂さんも気になりました。
まだまだ富士は行けてないお店が沢山あるので、楽しみです!