コッテリ:◎◎○○○(少しビターな香り漂う煮干しと鶏出汁の濃厚スープ)
麺の太さ:◆◆◆◇◇(ポクポク素朴な食感が煮干しスープによく似合うストレート中細麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。バラチャーシュー、ほうれん草、メンマほか)
おすすめ:アッテリ,オイリー,ぶらり,軽呑み,通し営業,ファミリー,友人同僚,バリアフリー
「らぁ麺 てる坊」
住所:駿東郡清水町長沢303−2
TEL:055−955−7466
営業時間:11:30〜22:00
休日:無休
駐車場:あり
座席:カウンターあり テーブルあり
URL:なし
最寄り駅:なし
2013年5月10日オープンの新店。
東部のいくつかのラーメン店を修業の為に渡り歩いた店主が送る、鶏と煮干しをウリにしたラーメン店は、一体どんなお味?
店内は以前もラーメン店だったところをそのまま利用しており、
U字のカウンターが2列と、その後ろにはテーブル席が置かれていました。
店舗自体が大型のためか、広々とした感じがしますね。
メニューは大きく3種類に分けられ、メインが清湯系らしい【究極の煮干系らぁ麺】と名付けられた看板メニューっぽい、煮干醤油らぁ麺・塩・つけ麺。
さらに、【濃厚な鶏系らぁ麺】と名付けられた、濃厚鶏醤油らぁ麺・塩、そして【あっさり鶏系らぁ麺】の鶏醤油らぁ麺・塩。
名前だけだとよく判らないかも知れませんが、店頭にあるメニュー表を見ると、それぞれ清湯が2種類で白湯が1種類あることが判るかと思います。
というわけで今回は、「煮干醤油らぁ麺」を注文してみました。
うっすら濁った茶褐色のスープは、表面に少し多めの油が浮いており、
少し焦がしたような独特の香ばしさと、煮干しの旨味が詰まっていました。
スープ自体も厚みある風味を持った鶏出汁を主軸に、煮干しの旨味とクセのある風味を蓄えた、どちらかと言えばアッサリ方向の味わい。
噂ではこの表面に浮く香味油の香ばしさやクセがかなり強いので、個性的な味と聞いていたんですが、僕が食べたときはどちらかというとクセはあるものの飲みやすく感じました。
麺はストレート中細麺。
モッチリ・シットリとした食感を持っており、控えめながら食べやすい麺でした。
具材は柔らかく煮込まれたバラチャーシュー、厚割きの水煮メンマにほうれん草、白髪ネギに海苔、ナルト。
最近は煮干しの風味を前面に出したラーメンをレギュラーメニューにラインナップしたお店が徐々に増え始めてきました。
どうやら煮干しには中毒症があるようで、僕もすっかり煮干しラーメンが好きになりましたが、この一杯もそんな常習性を持った一杯になりそうですね。
(このラーメンは、2013年5月22日13時頃に食べました)