コッテリ:◎◎○○○(荒々しい煮干し風味がクセになる魚介スープ)
麺の太さ:◆◆◆◇◇(手打ち風の自家製縮れ中太麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。窯焼きチャーシュー、メンマ、ほうれん草ほか)
おすすめ:必食,アッテリ,スッキリ,ジンワリ,自家製麺,無化調,チャーシュー,ファミリー,友人同僚,女性一人,バリアフリー
「磐田見付 ヤマシロ」
住所:磐田市富士見台3−1
TEL:0538−36−1788
営業時間:11:00〜14:30
17:30〜21:00
休日:火曜
駐車場:8
座席:カウンター8 座敷4×5
URL:なし
最寄り駅:なし
2013年4月17日オープンの新店。
店主さんは東京は高田馬場にある渡なべなどの立ち上げにも関わっていたという方。
西部のラーメンマニアの評判もすこぶるいい感じの一杯は、一体どんなお味?
オープン間も無いヤマシロさんに到着してみると、休日のお昼時というのもあってか、駐車場は空き待ちが発生するほどの人気ぶり。
当然、お店の前には行列が出来ちゃってます。
何とか車を停めて、僕も行列に加わってみることに。
未だオープン間も無いからというのもあるかとは思いますが、行列しているお客さんや入ってから店内でみた客層は、比較的年齢層が高い感じで、家族総出で来てみた、という感じ。
10名ほど並んでいるところに加わり、20分くらいで店内に入れたでしょうか。
店内は広い厨房を変形L字で囲むカウンターと、右手には広いお座敷がありました。
厨房では全身白装のご主人が黙々とラーメンを作り、奥様が餃子を、元の居酒屋をやられていたであろう恐らくご主人のご父母がフロア係といった感じ。
メニューは醤油らーめん、麹味噌らーめん、つけ麺の3種類に、チャーシューを増したものがそれぞれ3種類の計6種類。
サイドメニューはもう一つのウリらしい羽根餃子やチャーシュー丼などがありました。
というわけで、迷うこと無く「醤油らーめん」をオーダーしてみました。
この日は団体客が多いためか、ラーメンは1度に多くても3つずつ作っていく感じで、やはりそれなりに待ちます。
んで、ラーメン。
樹庵系ということで、濃厚魚介豚骨をイメージしていたのですが、良い意味で裏切られたルックスの一杯。
まずはスープを口に。。。
少し魚粉が浮くスープは見た目とは裏腹に、煮干しの旨味がガツンとワイルドに迫る、アッサリ魚介系スープ。
あえて酸味も出して、スッキリと線の細い味わいに仕上げられているのは、後述する麺をより引き立てるためでしょうか。
もちろんとても美味いんですが、スープよりも麺を食べてみてくれ!とスープが主張してくるような仕上がりでした。
そして麺。
手打ち風に太さも縮れもランダムに入った麺は、自家製の縮れ中太麺。
水分量が多くクニクニっとした独特な食感、なによりも鮮やかなのど越しがたまらなくて、麺を啜る手が止まりません。
スープを飲み始めた最初こそ、ワイルドだけど軽いかな・・と思いましたが、むしろこの麺を活かしたくてあの味にしたのかも・・と邪推してしまうほど、とんでもなく美味い麺でした。
ここしばらく、美味いなぁと思う麺は、いずれも真っ直ぐな麺だったんですが、久しぶりに縮れた手打ち風の麺で美味い!と思える麺に出会えました。
さらに具材。ここにも驚きがありました。
厨房の奥に鎮座する漆黒の釜。
それを使って作られているであろう、窯焼きのチャーシュー。
普通チャーシューというと、煮豚が多いんですが、こちらは本物の焼き豚。
肉の旨味はもちろん残しつつ臭みは皆無。それでいてジューシー。
さらに、焼いた肉でしか得られないモッチリとした噛み応えの三昧が同時に楽しめる、これまた素晴らしいチャーシューでした。
他の具材は、ほうれん草に細割きのメンマ、白ネギ。
いやぁとにかくビックリ美味い一杯でした。
実は食べる前に気づいたんですが、これって福島の白河をイメージしているんでしょうね。
手打ち風の縮れ麺。
その麺を活かす、あえて線が細く酸味のあるスッキリ魚介スープ、味わい深いチャーシューなど、以前旅した福島を思い出させます。
磐田まではかなり遠いんですが、これは通いたいお店が出来ましたね。
磐田の人が羨ましいです、ホントに。
(このラーメンは、2013年4月21日13時頃に食べました)
高橋さん。
浜松の水野です。
「磐田 ラーメン」で検索してたどり着きました^^
美味そうですね!行ってみます!