いし井(麺スパイア) / 京味を思い起こさせる、上品な濃厚鶏白湯つけ麺。

いし井(麺スパイア) 極鶏白湯つけ top
極鶏白湯つけ 800円 (80食限定)
つけ麺系

コッテリ:◎◎◎◎○(優しい甘味広がる濃厚鶏白湯スープ)
麺の太さ:◆◆◆◇◇(つるみとしなやかなコシを持つ平打ち自家製ストレート太麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。鶏チャーシュー、椎茸、さやエンドウ、かぶほか)
おすすめ:必食,コッサリ,ジンワリ,華やか,上品,自家製麺,無化調,限定,人気店,ファミリー,デート,接待,友人同僚,女性一人,バリアフリー,禁煙

いし井(大勝軒みしま)」
住所:駿東郡清水町八幡162−1
TEL:055−971−9898
営業時間:11:00〜15:00
     17:00〜22:00
     11:00〜22:00(土日祝)
休日:水曜
駐車場:13
座席:カウンター9 テーブル4×2,2×1
URL:大勝軒みしま
最寄り駅:なし

お店自慢の素材を相手のお店に提供し、新たな一杯をガチで作り上げるイベント、「麺スパイア」がいし井さんで本日開催されました。
素材を提供する麺屋燕の店主さんも、いつにも増して手塩に掛けた最高のスープを提供した!とのことで、どんな一杯になったのか、ワクワクしながらお店に向かいました。

普段は遅刻魔の僕ですが、この日は1時間前に行ってやろう!と思い、自宅をかなり早く出発しました。
この時間ならいつもトップバッターのあの方よりは早いだろう・・そんな思いを巡らしながらお店に着いてみると、なんと新聞片手に小難しい顔をして競馬予想でもしてる風の、やっぱりあの方が先頭で既に座っているじゃないですか!

1時間前ですよ?1時間前!
まったく信じられませんよ、ホントに。。

いし井(麺スパイア)
僕もガッカリしながら2番手に着けましたが、その後も平日にも関わらず続々と(見たことのある)お客さんが並び始めました。
ある意味、いし井のイベントはこうしたラーメン好きの集まりみたいなところがあるので、1時間くらいの待ちなんてちっとも退屈じゃ無いんですよね。
そんなわけで、いろんな話をしているうちに、11時のオープン時間が来ました。

今回提供される限定メニュー、「極鶏白湯つけ」のレシピはこんな感じ。
いし井(麺スパイア) 極鶏白湯つけ  レシピ
事前情報通り、麺屋燕の店主がガチで仕上げたスープをベースに、いし井がつけ麺に仕上げたもの。
”と名乗るところも、燕さんっぽい感じを意識したんでしょうか。

スープも恐ろしく手間暇を掛けたそうですが、それに呼応するようにいし井でも、いつも以上に手数を掛けているのが、厨房での作業からも窺えます。

作業の様子を見ていると、上げた麺を再び湯に通し、透き通った茶色のスープを入れた丼に盛りつけていました。

おっ、今回は出し汁に麺を入れるのか!

もうホント、普段以上に手間掛かってますよね〜

んで、提供されたのがこちらの一杯。

いし井(麺スパイア) 極鶏白湯つけ  slant
小ぶりの丼の方には、普通のつけ麺では見掛けない具材と共に白く濁った鶏白湯スープが、大きな丼の方には同じく白いまっすぐな麺が何かのスープにひたひたに沈められています。

まずはこの一杯のために作られた麺をそのままズズっと啜ってみました。

和風を指向して白さを出したかった・・と言われる、平打ちのストレート太麺は、とても滑らかなつるみを持ちながらも、しなやかで繊細な強いコシを持った、とても上品な仕上がり。
その美しい食感だけで無く、ふんわりと香る風味も持った麺を、今度はつけ汁に浸してみます。

白濁した中に、白い粒が時折顔を出すつけ汁は、柔らかくも深い甘味を放ち、その向こうにはしっかりとした鶏の旨味や香りがフワリと広がる、和風と言うよりは京風といった面持ち。
薀蓄書きの通り油脂で食べさせるタイプでは無く、鶏白湯スープそのものが持つ旨味をダイレクトに感じられる、素晴らしい仕上がり。
濃厚でありながらもしつこさは皆無で、しっかりと確かな旨味だけを存分に味あわせてくれます。

麺の方に入っていた液体の正体は、ズバリ鰹出汁。
麺を持ち上げる際にその魚介風味が徐々につけ汁の方に溶け出していくため、鶏白湯だけれども、徐々に魚介鶏白湯に変化していくという、仕掛けもありました。

具材はカブ、椎茸、さやエンドウ、鶏チャーシューなどをスチーム調理したものが、つけ汁に沈んでいます。
それぞれの素材が持つ旨味をちゃんと自身に封じ込めつつも、濃厚でありながら上品な鶏白湯スープと共に食べると、これがまさに京風な雰囲気。

スープ底には細かく砕いた軟骨が沈んでおり、コリコリとリズミカルな食感が、後半まで飽きずに食べさせてくれます。

激しく上品かつ繊細でその優美な味わいを持ったスープと、噛む程に小麦の風味が口の中一杯に広がる麺のコラボレーションは、まさに“極”の一言。

お互いのテクニックとプライドを掛けた、ガチに麺スパイアな一杯でした。

さて来週は、いよいよ麺屋燕さんの裏暖簾、“燕かえし”の番です。
燕らしい和風なつけ麺、ということで、一体どんな凄い一杯が出てくるのか、とても楽しみです!
お近くの方は、11月7日の水曜日は、麺屋燕に突撃してみて下さいね。

(このラーメンは、2012年10月31日11時頃に食べました)

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