伊勢丹のイベントに、函館ラーメン文化圏の北斗市にある人気店が特設出店します。
函館ラーメンと言えば、豚骨や鶏がらダシの、アッサリした塩、というイメージですが、この地域では珍しいカツオダシ前面のスープで仕掛け、支持を伸ばしてきているお店の模様。
さてさて、どんなラーメンが来静するのでしょうか。
静岡伊勢丹「秋の大北海道展」第2弾
10月31日(水)~11月6日(火) 8階大催事場・プロモーションスペース
イートイン 10:30 ~ 19:00
<最終日2時30分終了/ラストオーダー:各日終了30分前>
◆櫓屋(北斗市)
提供メニュー
○塩ラーメン 800円
○正油ラーメン 800円
○塩チャーシューメン 950円
○正油チャーシューメン 950円
本店では、カツオダシが強い、濃厚和風豚骨醤油ラーメン「櫓そば」がウリのようですが、イベント出店では「塩ラーメン」を看板メニューとして勝負するんですね。この塩ラーメンも、鶏がらスープにカツオダシを効かせているようです。
ネット上のレビューを見ると、堅めに茹で上げられた縮れ中細麺で、チャーシューの評価も高いです。
「櫓そば」も食べてみたかったですが・・・来ませんでしたね。
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10/31、「塩ラーメン」を食べてきたので追記します。
出てきたラーメンは、美しい透明なスープで、背脂が若干浮いています。
啜ってみると、優しくもキレの良い鰹ダシがまず舌に乗ります。その後ジワジワと鶏がらダシの味わいも浮かび上がってきて、どちらも強すぎずバランスを保った重奏となっていて、丁度良いブレンド具合。アッサリしていながらも、整ったコクとキレがあり旨いです。同じ函館ラーメンの「あじさい」に似た印象です。店側の説明ですと、塩ダレに昆布を使っているようですが、その風味はよく分かりませんでした。
麺は、黄色が強く透明感のある縮れ中細麺で、プリプリの多加水。固めの茹で加減も良かったです。
チャーシューは、肉繊維の歯応えがしっかりした部分と、トロトロの脂層が両方愉しめ、これも結構美味しかったです。
食べ終わると唇がぬめった感じになり、脂の投入は結構多いように感じました。
アッサリ塩ですが、意外と食べ応えがあるラーメン。
ご馳走様でした。