いし井 (大勝軒みしま)/ これはラーメンでは無い。一杯の料理だ!


ラーメン 500円 (期間限定、30食限定)
塩系

コッテリ:◎○○○○(鶏の風味がフワリ、塩の旨味がジワリ。アッサリ淡麗なスープ)
麺の太さ:◆◆◇◇◇(熟成感のある食感のストレート細麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。鶏チャーシュー、しどけ、メンマ、分葱、海苔)
おすすめ:必食,アッサリ,スッキリ,ジンワリ,上品,自家製麺,無化調,限定,人気店,安い,ぶらり,ファミリー,デート,接待,友人同僚,女性一人,バリアフリー,禁煙

住所:駿東郡清水町八幡162−1
TEL:055−971−9898
営業時間:11:00〜15:00
     17:00〜22:00
     11:00〜22:00(土日祝)
休日:水曜
駐車場:13
座席:カウンター9 テーブル4×2,2×1
URL:大勝軒みしま
最寄り駅:なし

当ブログで既報の通り、大勝軒みしまさんがいよいよ今月18日に別ブランドのお店をスタートしました。

というわけで、早速その当日に突撃!

お店には11時の5分前くらいには到着したでしょうか。
既に20人ほどの行列をなしており、その中には知り合いのラーメン好きな方が何名か並んでいました。

並んでいるお客さんは半分くらいがスーツ姿の方、残りの半分はカジュアルスタイルの方に、作業服の方。

その後も続々とお客さんが入ってきました。

そうこうしているうちに、いよいよ開店。
茶色地に「いし井」と白で書かれた、この日のためだけに用意された暖簾が掲げられました。

いつもは店外にある券売機で食券を買ってから中に入るのですが、この日は商品が1アイテムなためか、そのまま店内に入ります。

もちろん店内はいつもの大勝軒みしまさんそのもの。でも、いつもは大勝軒のTシャツを着る店主さんも、この日はベレー帽をかぶり、少しカジュアルな感じ。

あっという間に満席で、僕は最後に入口近くの1席しか無いテーブル席に座ります。

テーブルの上には「本日の使用素材」とタイトルが打たれたメニューが置かれ、たくさんの厳選素材が並んでいます。

昆布やメンマといった、地元では取れない特別な素材を除けば、そのほとんどが静岡県産。
例えば、スープやチャーシューに使う鶏は、富士宮の青木養鶏場で育てられた「富士の鶏」、秋田・山形や南伊豆でしか生産されていない「しどけ(モミジガサ)」という山菜などが目を惹きます。

メニューはそれらを使った、「地味とりそば 〜ほろ苦い春〜」のみなんですが、一応大盛りも選べるようで、口頭でオーダーします。

んで、届けられたのがこちらの一杯。

いつもの大勝軒みしまさんの大きな丼では無く、このイベントのために用意された、真っ白い小ぶりの丼。

たっぷり乗せられた具材や麺の間から、澄み切った黄金色のスープが顔を覗かせ、ほんのりと鶏の力強い香りが立ち登ってきます。

ワクワクしながら、レンゲでスープを掬い、口元へ。

むむむっ!これは美味い!

キリっとジンワリと塩の力強い旨味がまずは先行し、同時に鶏の豊かな香りがふんわりと鼻を駆け抜けていく、アッサリで淡麗かつ奥深い塩味のスープ。
スープに使う素材は鶏と僅かな香味野菜のみで、後は乾物と3種類の塩だけの、とてもシンプルなスープのはずなのに、とても幅広く、そして奥深い、言葉では言い尽くせないほど複雑な味わい
夢見心地とはまさにこの事で、暫くその味わいの余韻に浸りきってしまいましたが、直ぐに思い出したのが、これ500円なんだよな・・という事。
昼間っから随分贅沢をしている気分です。

麺はこれまたこのメニューのために切り刃まで用意された(はず)の、自家製ストレート細麺。
いつもの大勝軒みしまさんなら、その日の朝打ったフレッシュさが魅力なんですが、こちらは打ってから寝かせて熟成させているためか、風味や食感にしっとり感が備わっていました。
しなやかなで確かなコシを持った噛み応えと、滑らかな舌触りを持った麺は、それ自体に小麦の主張が無いので、スープの美味さを上品に引き立てています。

具材は、塩麹水蒸気調理したという、スープに同じく富士の鶏の鶏ハムに、分葱、メンマ、海苔、それから南伊豆産のしどけの煮浸し
スープだけでもかなり強い鶏と塩の旨味があるためか、鶏ハム自体は甘味を感じるくらい穏やかな味付け。ささみの部分ですが、しっとりとした噛み応えにスープを程よく吸い込んだ旨味がいい感じです。
しどけも茎の部分と葉の部分が程よく煮込まれており、これもスープを吸って、しどけ自身の仄かな苦味とみずみずしさが絶妙に相まっていました。淡い味わいのラーメンにしどけっていいかも。

当初のアナウンスでは、「ジャンルに拘らずにコラボレーションする」とありましたが、確かにこの一杯はラーメンの枠を超え、静岡の食材を楽しむ、食べ尽くす!という意気込みを感じる、「料理」に昇華していました。

来月は、旬の魚介を使った濃厚つけ麺を企画しているとのこと。
お昼だけの限定とハードルは高いものの、次回も非常に楽しみですね。

(このラーメンは、2012年4月18日11時頃に食べました)

ラーメン激戦区東部に新しい風を吹き込むか!の「いし井 (大勝軒みしま)」さん

こちらの記事もオススメ!

Facebookコメント

コメントを投稿する

© 2005 - 2012 静岡ラーメン情報ブログ「しずめん!」