コッテリ:◎◎◎◎○(ネットリ感とドッシリとした旨味が迫力あるドロ系タレ)
麺の太さ:◆◆◆◆◇(モッチモチで豊かな歯応えの自家製ストレート太麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。ボイルドキャベツ、ほぐしチャーシュー、青ネギ)
おすすめ:必食,コッテリ,ガッツリ,ワイルド,オイリー,濃い味,上品,ピリ辛,自家製麺,限定,ぶらり,穴場,ファミリー,デート,接待,友人同僚,女性一人,バリアフリー,禁煙
住所:三島市玉川489−1
TEL:055−971−1972
営業時間:11:30〜14:30
17:30〜21:00
定休日:水曜
駐車場:6
座席:カウンター5 テーブル2×4
URL:麺工房 海練
最寄り駅:なし
なにげにちょいちょい通っている麺工房海練さんで、新しい限定が始まっちゃいました。
食べてから随分レポートが遅れてしまいましたが、今日狙ったのは「まぜそば」。
硬派な豚骨ラーメン店が作る和えそば系ということで、どんな味わいなのか、妄想を膨らませながら突撃して来ました。
開店をちょっと過ぎたあたりにお店に着くと、既にお客さんがチラホラと。なかなかの人気ですね。
お店は行って直ぐ左手にある券売機で目当ての「まぜそば」の食券を買い、カウンターに座ります。
先客さんは、どうやら普通のラーメンを注文したみたい。
そうそう、ここはやっぱりなんだかんだいっても、普通のラーメンがハマるんですよね〜。
なんて思っているうちに、まぜそばが到着。
黒い丼には汁が無く、こんもりとした麺の塊の上にはドカドカっと具材が乗っています。
パラパラっと振りかけられた、赤色の粉が映えますね。
「お好みでどうぞ」と、ラー油とお酢も配膳されます。
さぁ、いざ食してみましょう!
・・とその前に。よーくまぜまぜしてから。
手際よくグリングリンとかき混ぜて、今度こそ食べちゃいます!
まぜそばらしく油とタレにとても粘りがあり、混ぜている時に濃厚さが窺えていましたが、やっぱり味もコッテリ系。
油脂の甘い旨味とタレの芳醇な旨味が重なり合い、それでいてしつこくないのが不思議なところ。
口に入れた直後こそインパクトはないものの、麺を噛み始めると旨味がグイグイ引き出されてくる感じで、噛めば噛むほど旨さが増していきます。
ガツーンと旨いっ!というよりも、ジワジワと旨さが迫るような、そんな玄人志向の美味しさがあり、食べ進めるうちに、うーむ旨い!と唸りそうになります。
麺を半分くらい食べたところで、酸っぱいものが好きな僕は、お酢をたーっぷりと振りかけてみました。
ゆっくり3周くらいしたかな?
すると、米酢の酸味のお陰でさらに旨味の輪郭が際立ち、より鋭い味わいに変化しました。
これは入れて正解ですね。っていうか最初から入れまくってもいいかも。
和えそば系ってこういう食べ手が味を自分好みに変化させることが出来るのが楽しいですよね。
麺はノーマルのラーメンとは別の、ストレート太麺。
パツっとした歯切れの良い細麺と違い、こちらのめんはとにかくモッチモチ!
しかも噛めば噛むほど小麦の旨味が旨味タレと絡み合い、口の中で旨味が爆発する勢いです。
麺が旨いとここまで和えそばも旨くなるんだなぁ・・と気付かされることに。
具材は軽くボイルしたキャベツ、ほぐしてあり麺とも絡みやすくなっているチャーシュー、青ネギ。
キャベツの上に振りかけられた赤い粉はパプリカ。
特に麺が旨いこのまぜそばなので、うん!うん!と噛みしめながら麺ばかりを食べてしまいがちですが、これらの具材も箸休めに丁度いいですよね。
スープが無いのであっという間に食べきってしまいましたが、お薦めは大盛りチョイス(出来るかな?)。
麺好きな方にこそ、一度試して頂きたい一杯です。
(このラーメンは、2012年2月24日12時頃に食べました)