コッテリ:◎◎○○○(旨味の濃い醤油風味がガツンと前に出たアッサリ濃厚中華スープ)
麺の太さ:◆◆◇◇◇(シャキっと茹で上がったややウェーブした細麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。モモチャーシュー、細割きメンマ、九条ネギほか)
おすすめ:必食,アッテリ,ジンワリ,オイリー,濃い味,上品,人気店,安い,ぶらり,軽飲み,穴場,ファミリー,接待,友人同僚,女性一人,バリアフリー,禁煙
住所:浜松市東区和田町923−3
TEL:053−545−5559
営業時間:11:00〜14:00
17:00〜21:00
休日:月曜
駐車場:あり
座席:カウンター8 座敷4x3
URL:なし
最寄り駅:JR東海 東海道本線 天竜川駅
何気に今月3度目の浜松にやってきました。
今日の目的は年末に投票を受け、年明けに結果を発表した「静岡ラーメン・オブ・ザ・イヤー2011−2012」の表彰状を渡すため。
西部地域1位は、今年はこちらのお店、「中華そば専門店 一文字結」さんになりました。
随分前に某飲み会で店主さんと一度お目にかかったことがあるんですが、覚えていると話が早くていいなぁ・・と、ちょっとドキドキしながら店内に。
お店の外観や中の雰囲気は以前と変わらず、いや、前に比べるとお客さんが随分根付いたようで、繁盛店にある独特の活気が店内には漲っていました。
丁度カウンターの一番手前が空いていたので、言われる間も無くそこに座ることに。
少し間を置いて、やっぱり覚えていらしたようで、髪型が変わったからわかんなかった(笑)という、皆さんに言われるコメントを浴びつつ、最近の話を二言三言。
注文は僕が前回突撃した頃には無かった、「浜松ブラック」に。
もちろん、以前と変わらず、磐田のいこい本店譲りの醤油ベースの中華そばや塩ラーメンももちろん定番ラインナップ。
それにしても最近のラーメン屋さんに比べて、ここのメニューはどれも50円から100円安い、手頃感がありますね〜。
そうして程なく手渡されたのがこちらの一杯。
スープを除いた丼を含めた見た目はごくごく普通の昔ながらの中華そば然としたルックスですが、やはり「ブラック」と名乗るだけあって、その黒にも近いスープの色合いが目を惹きます。
気付けば、醤油由来と思しきほんのり柔らかな甘い香りと、スープの濃厚さを予感させる鶏の香りがプ〜ンと漂ってきます。
そしてメインのスープ。
その見た目通り、甘しょっぱい醤油の非常に濃厚な旨味がまずガツンと先行し、後を追うようにして鶏の軽やかで、しかし厚みのある風味がジワジワと広がる、ある意味淡麗系にも似た美しい味わいのアッサリ中華スープ。
鶏の油がやや多めではありますが、ガラから染み出たであろうその油はしつこくなく、逆に鶏の食欲そそる、アノ独特の匂いが鼻をくすぐります。
浜松ブラックと名乗るとおり、ラーメン好きならご存じの富山ブラックをインスパイアしたのか、味わいは同じく醤油のパンチあるもの。
しかしスープの上品さやラーメンとしての完成度がそうさせるのか、非常に洗練された、それでいて力強い、実に滋味深いハイレベルな味わい。
麺が醤油色に染まるほど大量に使用しているようですが、これだけ醤油が濃くても出汁の感じが負けていないのは、スープ自体も醤油に負けないくらい濃厚だというなによりの証。
飲めば飲むほど、その奥深さに魅了される、実に美味しいスープですね。
麺はややウェーブがかったストレート細麺。
柔らかめに、シャキっと茹で上げられており、ズルズルっと啜る心地よさは特筆もの。
具材は柔らかなモモチャーシューに細く割いたメンマ、たっぷり盛った九条ネギにナルト、海苔。
驚くべきはやはり、九条ネギがたっぷりと乗せられていることでしょうか。
少しだけピリっとしたネギ特有の辛味と、青々としたフレッシュな風味に、ジャクジャクとした噛み応え、これらが濃厚なスープと出会うと、口の中で旨味がさらにスパークしていきます。
これは素晴らしいトッピング!
旨さに惹かれるがまま、あっという間に食べ尽くしてしまいましたが、それにしてもここまで美味いとは。。
定番メニューに加え、新たに看板メニューが、それも超魅力的なメニューが出来てしまいましたね。
僕が言うのも自画自賛ぽくてアレですが、流石は静岡ラーメン・オブ・ザ・イヤーに選ばれるだけのことはあるなぁ・・と、感激しながらお店を後にしました。
(このラーメンは、2012年1月29日11時30分頃に食べました)
浜松ブラックと溶きタマゴが付いた【つけ玉ブラック】は
2種類の味が楽しめてなお美味し☆
胡椒オイルを入れて更にと幾通りも楽しめますよ
ぜひ大盛で!!
それは美味そうですね!!
次回は是非!