コッテリ:◎○○○○(鯖など節系メインの淡く力強い味わいの和風スープ)
麺の太さ:◆◆◇◇◇(いかにもラーメンな、縮れ細麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。ピリ辛ネギに拍子切りのチャーシュー、海苔)
おすすめ:アッサリ,ピリ辛,安い,ぶらり,通し営業,友人同僚,禁煙
住所:富士市北松野538−1
TEL:不明
営業時間:11:00〜20:00
休日:水曜
駐車場:あり
座席:カウンター11 座敷4×2
URL:なし
最寄り駅:なし
久しぶりの食べ歩きでプチ旅行気分の僕。
富士宮でラーメンを2杯ほど食べた後、その後ブログ記事を書くためと、夜は富士でラーメンを食べるため、南下して富士に向かうことにしました。
風の冷たさや日当たりが秋を感じさせる、なかなか情緒的な気分の中、信号待ちのために車のスピードを緩め、丁度止まるか止まらないかのあたりでふと右手を見ると、気になる看板が目に飛び込んできました。
「おふくろラーメン」
赤地に白く太い文字で書かれた大きな看板は、風光明媚で平屋の大きな住宅が並ぶのどかな風景の中で一際目立っています。
しかも左端には小さく「おいしい」とも書かれており、見た感じラーメンショップにも見えるし、なにより屋号が凄いインパクト。
ガラスの引き戸が店内を囲むその店舗の雰囲気も、やはりラーメンショップのようですし、確か記憶では昔ここはラーメンショップだった気がするので、居抜きで似たようなラーメンを出すのかな・・とその時はお腹いっぱいであったため、夜に行ってみようと外観写真だけ撮って、その場を後にしました。
(この記事を書くときに調べてみましたが、やはり元はラーメンショップでしたね)
で、夜。
交差点こそ近くにあって帰宅ラッシュで車通りもなかなかありますが、そもそも山間のこのあたりは暗くなるのも早いようで、昼間とは違う、静かな雰囲気を醸し出していました。
お店は隣の住宅と連続しており、昼間見た雰囲気からもそう感じたのですが、ひょっとしてこの家の方が営業しているんでしょうか。
屋号の通りお店はおばちゃん2人が仲良く営業しており、その様子は昼間外からも見えました。
厨房をU字に囲むカウンターと、その脇には小上がりの座敷があり、厨房器具やそのレイアウト、カウンター上の調度品なども含め、やはりラーメンショップの面影を強く残していました。
聞けば、これらの器具などは借り主がそのまま残していったものだそうで、もったいないからそのまま使って営業してみたとのこと。
壁に貼られたメニューを見ると、端の方に「味噌ラーメン」と「つけ麺」が小さくありましたが、メインはどうやら醤油味のラーメンのようで、トッピングの違いによってざっと10種類近くはバリエーションがあるよう。
一番シンプルにラーメンでも良かったのですが、かなりお手頃でなんだか悪い気がするので、一つ上の「ネギラーメン」をオーダーしてみました。
ネギラーメンがあるところもなんかラーショっぽい感じですよね。
その屋号の通りお店はアットホームな感じで、二人のおばちゃんはテレビの声を聞きながら、
「なんか雨が降りそうだねぇ」
「そうだねぇ」
僕がお店に向かう頃はパラパラと降り始めていたので、
「今来る途中、パラパラしてましたよ」
「あ、もう?」
みたいな感じで気軽に雑談できるのも、このお店が醸し出す雰囲気のためでしょうか。
なんて他愛も無い話をしているうちに、ラーメンが供されました。
あまり油分の浮いていない、しかし茶黒い濁りを帯びたスープは、想像していたものと違い、何かを予感させます。
味わってみてビックリ。ラーショのように豚骨などの動物を主体とした野性味あるスープとは違い、鯖を中心とした節系を比較的強めに炊き出した、魚介出汁がベースとなっているようで、アッサリとしているものの、わりあいパンチのある味わい。
動物系のスープもブレンドしているようではありますが、あくまで主体は魚介な感じ。
麺はラーメンらしく、縮れた細麺。
具材は削ぎ切りした白ネギがピリ辛な感じで、ワイルドに拍子切りしたチャーシューや海苔も盛りつけ。
チャーシューが意外にもジューシーでモチモチとした食感があって、なかなか美味しい感じ。
見た目はやはり強くラーショを意識している感じですが、スープが逆方向なのでそこに驚いた一杯でした。
5月くらいから始めたそうですが、なんとなくこの味は何度も調整して出来た感じがします。
アットホームな雰囲気ながら、そうしたもっと美味しい物を作ろうという姿勢も含め、なんだか応援したくなるお店ですね。
(このラーメンは、2011年10月3日17時30分頃に食べました)
行ってきました!
何となく時間がSTOPするような空間が良いですね!
80’年代テイストかな?
友人に勧められて行ってきました!
以前のラーショとはまったくの別物で自分にはド・ストライクでした♪
婆ちゃん達が最高のスパイスとなってる様な?
オーソドックスな味わいの裏側にワイルドな一面が垣間見える味ですね~。暫くはまりそうな予感です。