コッテリ:◎◎○○○(ほとばしる旨味と芳醇な香りがたまらない王道的中華スープ)
麺の太さ:◆◇◇◇◇(パツパツとした食感を持つストレート極細麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。焼いたチャーシュー、九条ネギほか)
おすすめ:必食,アッサリ,スッキリ,ジンワリ,濃い味,上品,チャーシュー,人気店,老舗,安い,ぶらり,通し営業,駅近,ファミリー,友人同僚
住所:静岡市清水区袖師町1575−75
TEL:054−364−8437
営業時間:11:00〜14:30(平日)
17:00〜19:45(平日)
11:00〜19:45(土日祝)
休日:月曜、第3火曜
駐車場:15
座席:テーブル12×1,6×1,4×1,2×2 座敷6×4
URL:http://www.maruiwa.com/
最寄り駅:JR東海 東海道本線 清水駅
先日、地震被災者支援の為、募金箱設置を当しずめん!にて呼びかけさせて頂きましたが、ご参加頂いたお店の一つがこちらのお店、静岡市清水区の袖師町にあります「丸岩ラーメン」さんです。
纏めページを作るにあたって、丸岩ラーメンさんは既に突撃して記事にもしていたかと思いきや、実は記事を書いていなかった事を今頃知り、落ち着いた頃に是非突撃してみようと思っていました。
今日は中部地方の新店を巡る予定だったので、夜の部狙いで突撃してみました。
といっても、夕方頃にはお腹が空腹気味だったので、ちょっと早めの晩飯代わりです。
実は静岡勤務時代は同じ東部の同僚と、まれにこちらのお店に立ち寄ったこともあり、味や雰囲気はバッチリ把握していたんですよね。
しかし、記事にしていなかったとは、自分でも驚きです。
完全に飯時を外れてはいたものの、駐車場にはポツポツと車が停まっており、お店はガラス張りなので外からも客入りを覗くことが出来るため見てみると、何名かのお客さんが舌鼓をうっていました。
恐らくは住宅を兼ねた店舗は、外から見ても大きく立派。店内はシックな色合いの店外とは裏腹に、掃除が行き届き油っぽさを感じない清潔感溢れる店内は、ピーク時を外したためかのんびりとした雰囲気さえ醸し出しています。
テーブル席がメインで小上がりの座敷もある店内は、カウンター席がないので2人掛けのテーブルに陣取ってみました。
事前にお店のホームページを眺めて行ったため、注文したメニューは普段はまず注文しない「チャーシューメン」を醤油味で。
醤油色の一切濁りのない澄んだスープは、見た目王道的な昔ながらの中華スープ。
しかし、一口飲めばその凄みがヒシヒシと伝わってきます。
鶏や豚のガラを静かに丁寧に炊き上げているのがわかる、見た目同様クリアでスッキリとした、それでいて奥深いコクを持ったスープ。タレ由来と思しき貝類が持っているようなあのジンワリとした旨味も備え、シンプルながらも非常に繊細かつ上品で、なおかつ力強く奥深い味わいに魅了されていきます。
この手の中華スープというと、どうしてもイマドキのラーメンと比べて味の弱さを感じるものですが、こちらのスープはむしろ逆で、澄んだ見た目からは想像がつかないほど厚みのある旨味を持っていました。これは旨い!
麺はストレート極細麺。
塩とこの醤油はこの極細麺になるようで、後述するチャーシューと相まってこの細さが地域で一番という触れ込み。
淡く力強い味わいのスープが、その細い麺と麺の間を隙間無く埋め尽くした上で口の中に運ばれるため、麺自体の旨味と共に、旨味のハーモニーを優しく奏でます。
そして具材。
自家製の「焼いた」肩ロースチャーシューを惜しげもなく並べ、その脇にはほんのり淡い味付けと柔らかい食感を持つメンマ、香り高くみずみずしい食感がたまらない九条ネギ、海苔。
目当てのチャーシューは想像を遙かに超え、柔らかさとその味わいや香り、ちぎれる余韻を残す食感など、全てが煮豚では表現できない世界。
とかく、焼いたチャーシューは臭みが残ったり固かったりするものですが、こちらのチャーシューは出来るだけ低温でじっくり焼き上げているのが判るくらい、ジューシーな柔らかさを持っています。しかも肉自体の旨味を失わずに。
私が食べたときは全ての肉が小ぶりで食べ応えは煮豚に比べてやや劣るものの、肉の固さを考えるとこのくらいの大きさの方がいいのかもしれず、あえてこの大きさなのかもしれません。
味・匂い・そして食感の三昧が絶妙なこのチャーシューは、これだけを食べるために足を運んでも損はないかと思います。
しかも、スープも麺も、そのシンプルな見た目からは想像できないほど、実直な仕事ぶりと時代を見据えた味作りとなっており、特に昔ながらのラーメンが好きな方にはたまらない一杯かと思います。
それにしても、今でもこの味のラーメンが食べられるのは、しみじみ嬉しいですね。
(このラーメンは、2011年4月9日15時頃に食べました)
150号を通る度に目を引く建屋。(派手なのかシックなのか判らん。)
本日、突撃してきました。
狙いは「九条ねぎラーメン」。
開店と同時に訪問し、お水を出されたと同時にオーダーしたのだが早っ!!!!吉野家の牛丼並の速さで到着。
いいフォルムしてますねぇ。
味の方も私好みの昔ながらの中華スープ。
麺はストレートの細麺でチョイ柔。
建屋の外観とは正反対の優しそうな店主の人柄をイメージさせる一杯はハマりそうです。