ラーメンブックアプリ編、その2をお届けします。
その1はこちらをクリック。
「Fast Make Instant Noodle」
インスタント麺を使ったメニューを30種類紹介する、料理レシピアプリ。
海外産アプリだけあって、独創的なメニューが並んでいますね。

メニュー名をタップすると・・・

調理済み写真と共に作り方が紹介されます。これはまさにカップ麺。
参考価格:0円
執筆時のバージョン:1.0
オススメ度:2

「食べレコ」
グルメ系のデジタルブックビューアーアプリ。
アプリ自体は無料ですが、中である程度纏まった記事を購入して読むスタイルとなっています。
記事は既に刊行された情報誌が元ですが、レイアウトを新たにiPhone向けに再構成しており、読みやすいのが一番の特徴ですね。
ただ、目新しい情報や記事自体の数が少ないのが今後の改善点でしょうか。

ラーメンというか、つけ麺本もあります。

紙の本の情報や写真をベースとして、小分けに売っています。

しかし、レイアウトはiPhone用に組み直したもので非常に見やすい!
参考価格:0円
執筆時のバージョン:2.0.0
オススメ度:3

「Noddles煮面密技」
中国の麺料理レシピアプリ。
なんて読むのかわからないアプリ名だし、NoddlesじゃなくてNoodlesだし、アプリをダウンロードしてiPhoneに取り込むと何故かアプリ名が「いのうえ」になるし、とても不思議なアプリ。
でも、意外と作り込んであって写真やフォントなど、ビジュアル面は美しい感じ。
でもやっぱり中国語なのでレシピが読めない(^^;)

荘厳なタイトル画面。流石有料アプリ(笑)

レシピ一覧画面。ぎゅうにくめん?

こちらは担々麺のレシピ画面。

出来上がりはこんな感じですよ画面。旨そう〜!

2段目の一番右が「いのうえ」(笑)
参考価格:115円
執筆時のバージョン:1.0
オススメ度:1

●まとめ
今でこそiPhoneで本を読むことが結構あるのですが、元々iPhoneで本を読むのは懐疑的だったんですよね。
画面が小さく、解像度も高くないので、読むならiPadだろう、と。
ですが、実際にブックアプリなどをiPhoneで利用してみると、結構読める。しかも隙間時間にスラスラと読め、iPhone自体が文庫本よりも軽いので、疲れることもなくフリーアングルで読める。しかも今すぐ読めるし、ゴミも出ない。
便利で手軽なデジタル本ですが、残念なことにデジタル配信される本は非常に少ないのが現状。
そんな状況ですが、ほんの少しではあるものの、ラーメン本も見かけるようになりました。
本エントリーで取り上げたそれらのラーメンに関係したデジタルブックは、いずれもまだまだ様子見段階という感じでした。
そんな中、可能性を感じさせ、コンテンツ自体も楽しめるアプリが「プロジェクトX <日清カップヌードル> 82億食の奇跡 魔法のラーメン」でした。
言ってしまえばコミックをピクチャとしてそのまま取り込んだだけのデジタルブックですが、例えばこれに、もはや死語となった「マルチメディア」、つまり音声や動画、今ならインターネットの連携などを組み合わせれば、デジタルならではの新たな魅力を持ったデジタルコミックが出来るのではないかと思いました。
実際、こうした取り組みはアメリカ発のデジタル雑誌などで始まっており、作り手は表現方法の拡大に、読み手は面白さの発見に繋がっているようです。
ラーメンに限らず、まだまだ始まったばかりの電子出版業界は、これからが面白いところなのかもしれません。