吉田家 (よしだや)

吉田家−ラーメン(中盛)
ラーメン(中盛) 800円
横浜家系
醤油ダレが変わったという噂を確かめに・・・
コッテリ:◎◎◎◎○(重く奥深い風味を持つオイリーな濃厚豚骨醤油スープ)
麺の太さ:◆◆◆◆◇(モッチリとした食感がたまらない、ストレート太麺)
量の多さ:■■■□□(麺量やや多め。チャーシュー、生キャベツ、ほうれん草など)
おすすめ:コッテリ ガッツリ ワイルド オイリー 濃い味 人気店 老舗 通し営業 禁煙
住所:伊東市吉田753−3
TEL:0557−45−5475
営業時間:11:00〜22:00
休日:第3水曜
駐車場:5
座席:カウンター12 テーブル8
URL:なし
最寄り駅:川奈駅


つい先日、「吉田家の醤油ダレが変わり、醤油を少し減らしたらしい・・・」という情報が入りました。
吉田家といえば、東部の横浜家系ラーメンの元祖であり、コッテリ好き、豚骨好き、横浜家系好きの間では誰もが一目置く存在。
某店主曰く、「吉田家のあの濃厚なスープに、塩辛いくらい強く醤油を効かせたスープがたまらなく旨い」と、同業者からも憧れである同店。
特徴の一つである、強く効かせた醤油ダレの塩辛さが減りかねない醤油ダレの変更とあって、これはチェックせずにいられません。
というわけで、定時退社促進日の今日、早々に会社を切り上げて早速伊東まで車を走らせてみました。
最近ではどの会社も水曜日は定時退社促進日のようで、主要道路はどこも帰宅ラッシュ。
予想していたこととはいえ、現地に着くのは恐らく2時間はみなくてはならない感じで、お腹がすきすぎないか、途中でイライラしないか心配でしたが、なんとか空いている裏道などを駆使し、予定よりも30分ほど早くお店に到着しました。
あたりはすっかり真っ暗ですが、お店近隣のパチンコ店の派手な看板の奥に、真っ赤な看板、あの力強く書かれた「究極のラーメン」の文字が見えたときは、懐かしさと共に心が踊りました。
店内に入ると、男性客が一人に、男性スタッフが4人。
入って右手すぐに券売機があるので、そこで食券を購入することに。
久しぶりの吉田家なので、じっくり楽しむべく、中盛ラーメンの食券を購入してみました。
社長はいらっしゃいませんでしたが、見慣れた店長さんが居ました。
他のスタッフは若い方ばかりで、それぞれがそれぞれの仕事を真剣に取り組んでいました。
そういえば年が開けてから初めての突撃ですし、かれこれ1年近くは来ていなかった気もします。
店長も久しぶりに見ましたが、頭もだいぶ白髪が増え、顔の肉も落ちてだいぶ優しい感じに。
ここはいつきても時間が止まったような感じがしていましたが、こうしてお歳を召した店長を見ると随分時間が経ったんだなと実感します。
感傷にひたっているうちに、ラーメンが到着しました。
牛丼の吉野家に同じく、上の横棒が短く、下の横棒が長い「吉田家」と描かれた青磁の丼には、一般のラーメンに比べてやや多めに油が張られており、その下には黄土色に染まる、魅惑の豚骨醤油スープが鎮座します。
儀式としてまず、海苔と生キャベツをスープに沈め、麺をかき分け、今回一番気になるスープから飲んでみます。
あれ・・?変わってないじゃん!?
横浜家系らしく、やや塩辛い醤油味が前に出たスープは、ずっしりと重くコク深い、豚骨醤油スープ。
お客さんの出入りが多いこのお店こその特徴なのかもしれませんが、長時間炊き上げた割には臭みも無くフレッシュな味わいで、それでいて奥深い旨みとコクがあるという、豚骨スープの旨さを全て兼ね備えたかのような印象。
スープ表面の独特な香りを放つ油は、鶏油(チーユ)と呼ばれる、鶏の皮や尻尾の脂身から抽出したもので、横浜家系ラーメンの特徴の一つであり、スープ同様の力強い風味が、よりスープの魅力を引き出してくれる役割も担っているような感じ。
お店によってはこの鶏油を業務用を使うところもありますが、このお店は豚骨同様に「生」にこだわっているようで、寸胴には随時鶏の皮や尻尾が浮き、常に脂が抽出されているようです。
だからこんなにもフレッシュで奥深い味わいなんですね。
麺は横浜家系御用達のストレート太麺
「固め」とオーダーして早めに上げてもらって、ポクポク感を味わうのもいいですが、特にオーダーを言わない普通や、あえて「柔らかめ」をオーダーして、あえてしなやかなコシを出してモチモチ感を味わうのもいい感じ。
水分量の少ない麺は、小麦の凝縮された粉感がザラッとした舌触りを与え、同時にスープを良く絡めてきます。
この力強い食べ応えがあるからこそ、濃厚なスープが活きてくるんでしょうね。
具材はシットリとした食感のチャーシュー、「吉田家」の代名詞である生キャベツ、茹でたほうれん草に大判の海苔と白ネギが少々。
海苔もそうなんですが、この生キャベツも鶏油を吸わせるとしんなりと柔らかくなり、麺と一緒に食べるとこれまた旨いんですよね。
さてさて、噂の「醤油ダレの変更」ですが、食べ始めは今までと変わってないかな・・と思ったものの、今までは食べ進めるとよりスープの醤油辛さが舌に刺さってきたのですが、今日のスープはそれがありませんでした。
もちろんこの手のスープにはブレがつきものですし、そもそも自信を持って変化が判るほどこのお店に来ていません。
事前に変わったという確かな筋からの情報があったので、変わったかもと感じるのかもしれませんし、言われなければ気づかなかったかもしれません。
ただ確実に言えることは、味も雰囲気も「柔らかくなった」というのは言えるかな・・と思います。
このお店に思い入れのある方はとても多いかと思いますが、久しくご無沙汰の吉田家フリークな方は、この夏に是非行かれてみてはいかがでしょうか。

吉田家
東部ラーメン好きの登竜門的なお店「吉田家」さん

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コメント 6件

  1. はてなさん より:

    かなりさん、はじめまして。吉田家さんには少なくとも月一で通っています。食べていて塩辛さが抑えられた感じがしました。メニューに味噌や塩も有りますがやはり豚骨醤油のラーメンが美味しいと思います。

  2. かなり高橋 より:

    >はてなさん
    はじめまして、コメント頂きましてありがとうございます。
    やはり最近、味変わりましたか。「味濃い目」でオーダーすると昔と同じ感じになるんでしょうかね。それを試しにまた突撃したいと思います。
    そうそう、私もやっぱり醤油味が一番旨いなぁと思います。
    これからも、よろしくお願いします。

  3. toshi より:

    かなりさん初めまして。
    静岡県をベースとするラーメン大好き30男です。
    吉田家さんにはかれこれ15年以上前から行っていますが、正直、今回味が変わったかな・・・・とは感じられませんでした。しかし、明らかにスープは飲みやすくなったと思います。美味しい味を長く楽しめ、とにかくウマイ!(笑)

  4. かなり高橋 より:

    >toshiさん
    初めまして?(2年前くらいにコメント頂きましたか・・?)
    情報ありがとうございます。
    お店にかなり近い筋からの情報で醤油ダレを変えたと事前に
    聞いた上だったので、プラシーボもあるかもしれませんね。
    例年通り、きっとこの夏も混雑したんでしょうか。空いた頃にまた行ってみようかな・・・

  5. 野良 より:

     【東部ラーメン好きの登竜門的なお店】とかなりさんのコメントにありますように、静岡県東部の家系のラーメンを語る上では欠かせない、否スタンダード(基準)になるお店のようですね。仕事柄なかなか遠征出来なかったのですが、本日突撃する機会に恵まれ、晴れて私も『吉田家デビュー』です。
     「いやぁ〜ホント、吉田家は美味いですよ〜1度ぜひ食べてみて下さい」と、あるラーメン店の若い店主が畏敬にも似た笑顔で教えてくれたことを思い出しながら、いざ「ラーメン中盛」のボタンをプッシュ。もちろん油大好きな私は口頭で「油多め」も決して忘れません(笑)
     やがて見慣れたスタイルの家系ラーメンが目の前に現れると、これが吉田家さんのラーメン、多くの若者を魅了した家系ラーメンかと、感慨もひとしおでした。長泉町のJさんはこちらで修行されたそうですね。Jさんに比べるとスープは辛めで、チャーシューもちょっとした違いがあるように感じますが、その他は吉田家さんをまんま踏襲していますね。最後の1滴まで美味しく戴けました。今日は伊東まで来た甲斐がありました。

  6. かなり高橋 より:

    >野良さん
    いつも詳細な突撃コメントありがとうございます。
    そうなんですよ。しかもこれが、伊東で!というのが凄く意外だなぁと、いつも思います。
    長く愛される理由も、判る気がしますよね。

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