大信 中華料理店 (たいしん・だいしん)

大信−柳麺
柳麺 500円
中華そば系

醤油と魚介の薫り立つ懐かしい味に、心まで温まる中華そば

コッテリ:◎○○○○(鶏の旨みに魚介がキリリと差し込む懐かしの中華スープ)
麺の太さ:◆◆◇◇◇(ランダム断面の自家製ストレート細麺)
量の多さ:■■■□□(麺量普通。赤く色付されたモモチャーシュー、メンマほか)
おすすめ:アッサリ,ジンワリ,自家製麺,中華,老舗,安い,軽呑み,穴場,駅近

住所:伊豆市柏久保627−4
TEL:0558−72−0446
営業時間:11:00〜20:00
休日:火曜
駐車場:あり
座席:テーブル2×4,4×3 座敷あり
URL:なし
最寄り駅:伊豆箱根鉄道 駿豆線 修善寺駅

少し前に本業のほうで同僚が増えたのですが、ある日彼と話をしていた時のこと。
私の会社は沼津にあるのですが、彼は天城から通ってきているらしく、片道大体1時間30分ほどかかるそう。
それも大変だなぁと思いつつ、ついつい興味本位で「天城で人気のラーメン店って無いの?」「昔から通ってるラーメン屋ってある?」などと質問攻めに。
私の業界はいろいろな意味で「マニア」な方が多く、彼も多方面に趣味を持っているらしく、そんな彼らしく、何十年と通い続けるお店があるそう。
そんなわけで、今日はその彼に教えてもらったお店に突撃してみました。
ネットでもあまり情報がないそのお店の名前は、「大信 中華料理店」。
彼は昔からダイシンと読んでいるらしく、老舗で地元でも有名なお店だそうです。
iPhoneのマップアプリを片手に、修善寺駅周辺を探してみますが、なかなか見つからず。。
閉店時間にあと30分というところなので、結構焦りながら探します。
車でぐるぐる走りまわっても埒があかないので、たしか彼曰く駅の近くと言っていたので、近隣のコインパーキングに車を停め、歩いて探してみます。
どこだろう?と幹線道路沿いをキョロキョロしながら歩いていると、小脇の道の奥に明かりが灯っているのが見えました。
(あ、あれかも!)と思い、近づいてみると「大信」という暖簾が見えました。
夜だと明かりがなんとか頼りになりますが、昼間だときっと気づかないでしょうね。
幹線道路を曲がり、直ぐに二手に別れた脇道の方にお店はあるので、ホント地元の方しか知らない隠れ家的なお店ですね。
店内に入ると、左手には厨房とカウンター、右手にはテーブル席、奥は小上がりの座敷という、よくある中華料理店の構え。
カウンター頭上にはずらりと拍子木に書かれたメニューが並び、中華料理店らしく漢字で書かれたものが殆ど。
再び教えてもらった彼を引き合いに出すと、彼はこのお店ではほぼ決まってラーメン・チャーハン・餃子を注文するそうで、流石に私はチャーハンまでは食べられそうにないので、「柳麺」と書かれたラーメンと、お土産で「餃子」を注文しました。
客間には初老のご婦人が切り盛りされており、厨房ではその旦那さんと思しき初老のご主人と思しき方、さらには顔がどこか似た、恐らく息子さんであろう若手の方がラーメンを作っているようでした。
ちょうど私がお店に入る直前に年配の先客が入ったようで、同時にラーメンが提供されました。
いかにも中華料理店のラーメン然としたルックス。
濃厚な醤油の香りが鼻をくすぐるスープをまずは一口・・・
醤油と鶏ガラスープが醸し出すコク深さに昆布と魚介の風味を軽やかに効かせた、ベテランの風格漂うアッサリとした中華スープ
臭みやクセが無く、それでいて奥深い味わいは、その懐かしい風味に涙が出そうな感じ。
動物系よりも魚介系の旨味が立っているため、やや酸味のある味わいはキリリとした後味が心地よい余韻を残します。
ちょっと旨味過多な感じもしますが、でもいいんです、このほうが。
モダンなラーメンも美味しいですけど、やっぱりこの手の懐かしいラーメンも食べたくなるんですよね。
麺はややランダムな断面を持つ、捻れたストレート細麺
自家製らしく、今時の自家製麺のような風味はありませんが、それでも僅かな甘味や少なめの水分量がもたらす麺肌のサラっとした感じは、他の中華料理店では味わえないでしょう。
柔らかめに茹で上げられていますが、むしろ柔らかめであるからこそ、この麺が持つ淡い風味が楽しめます。
具材は周囲が赤く染まったジューシーなチャーシューに、甘味とコショウのスパイシーさが際立つメンマ、海苔、ナルト、白ネギ。
どの具材も500円という値段以上にしっかりと作られた感じがいいですね。
麺だけじゃなく餃子などの皮も自家製だそうで、ワンタン麺にしておけば良かったかも。
スープといい麺といい、この値段なら大満足の一杯でした。
ちなみにこのブログでは中華料理店を殆ど取り上げませんが、それというのもなかなかしっかりとしたスープを出すお店が無く、どこも同じ印象だからなんですよね。
しかしこのお店は、長年このお店に通う常連の彼がオススメするだけあって、中華料理店なのにしっかりとした昔ながらの中華スープで、しかも麺もなかなかいい感じ。
修善寺駅にお立ち寄りの際は是非、「大信 中華料理店」さんに行ってみることをオススメします。
そうだ、週明けにでも彼にお礼を言わなくっちゃ!

大信
素朴な雰囲気と味が魅力の「大信 中華料理店」さん

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コメント 2件

  1. noboo より:

    僕もこの店は小さな頃から親に連れられて行っていました。
    昔は手打ちラーメンがありまして、近年寄った時に手打麺が無くなっていてがっかりしました。
    懐かしいけどしっかりした味で、この値段。
    ほっとしますよね。
    昔から奥さんが入り口横のレジ付近で餃子の皮を器用に伸ばしていたのを記憶しています。
    僕もダイシンと読んでいましたが、地元の人でタイシンと読む方も多く、正式な呼び名は謎です。

  2. かなり高橋 より:

    >nobooさん
    コメント頂きましてありがとうございます。
    おぉ、手打ち麺があったんですか!それは食べたかった・・
    呼び名についてはきちんと取材されたサイトや、地元の方などからメールなどでご指摘頂きました。
    どうやらタイシンが正しいようですが、「純連」をスミレやジュンレンと複数の呼び名が定着するように、お客さんが愛着を持って好きな呼び名があってもいいかな・・と思い、発し方は両方を併記しました。
    いずれは再訪した時に伺ってみたいところです。

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